マダガスカル産バニラビーンズ

世界のバニラ生産において、マダガスカルは圧倒的なシェア No.1。
その品質も「世界最高」と称され、欧米、特にフランスでは常に最上位グレードが優先的に確保されています。

私たちはその中でも 自社農園を保有し、サプライチェーンを自ら管理。これにより中間マージンを排除し、安定供給と価格競争力を両立しています。

さらに、自社農園を持つことで市場構造に左右されることなく、
常に最上位品質のバニラを安定的に確保することが可能です。

取扱い商品：

バニラビーンズ、バニラペースト、ナチュラルバニラエキストラクト、バニラミルクジャム、バニラシュガー、バニラミルクティー

マダガスカル産カカオ豆・チョコレート

マダガスカル北部の Sambirano（サンビラノ）地方は、肥沃な火山性土壌と理想的な気候条件に恵まれた、世界屈指のプレミアムカカオ産地です。ここで育つカカオは、国際的な「Cacao of Excellence Award」を受賞し、芳醇な酸味と香りを備えた品質が世界に認められています。当社が取り扱うのは、収量性と風味を併せ持つトリニタリオ種と、希少で「カカオの王様」と称されるクリオロ種。クリオロは世界全体の0.1〜0.3％しか存在せず、まさに限られたブランドが手にできる特別な素材です。

品質の決め手は畑よりもむしろ発酵・乾燥工程にあります。当社は階段式木箱を用いた伝統手法で発酵を行い、温度管理と攪拌を徹底することで、豆全体を均一に発酵。フルーティで華やかな香りと雑味のない酸味を引き出します。乾燥も8〜10日かけてシェードを使いながらゆっくり進め、香りを飛ばさず水分を最適値に調整。サンビラノ地方特有の気候と風通しの良さが、香味を損なわない理想的な条件を作り出しています。

さらに日本到着後は、AI制御オーブンによる低温焙煎で豆の個性を最大限に引き出し、均一な仕上がりを実現。健康成分も保持しながら、カカオ特有のフルーティな酸味を閉じ込めます。仕上げには48〜72時間もの長時間コンチングを行い、香りを高めつつ酸味をまろやかに調整。大量生産型とは一線を画す「時間をかけて香りを育てる」製法により、驚くほど苦みが少なく、フルーティでありながらカカオの力強さを感じられるチョコレートが完成します。

「圧倒的に苦みが少なく、フルーティーでいてカカオを感じる！」――これは一流のパティシエやショコラティエが当社のチョコレートに抱く共通の第一印象です。サンビラノの大地と伝統、そしてAI技術の融合。それが私たちのカカオ豆とチョコレートの最大の強みです。

取扱い商品：

カカオ豆（トリニタリオ種、クリオロ種）、カカオニブホール、カカオマス、クーベルチュールチョコレート（業務用チョコレート）、カカオエキストラクト

OEM事業 – 4つの強み

1. 品質管理体制

HACCP対応・菓子製造業許可を取得
国内外への供給に対応できる品質管理体制を整備。安全・安心を徹底し、確かな信頼のもとで製造を行います。

a bar of chocolate next to a pile of nuts

2. 高機能な製造設備

AI制御オーブン × Bean to Barチョコレートマシンを完備
焼き菓子から洋生菓子、そしてチョコレートまで幅広いニーズに対応。素材の特性を最大限に引き出し、高付加価値な製品を実現します。

3. 物流・倉庫機能

常温・冷蔵・冷凍の倉庫を併設
原料搬入から製造・保管・出荷まで一貫対応。大量発注にも即応でき、全国および海外へのスピーディーな供給を可能にします。

4. サステナビリティ対応

環境負荷を抑えた次世代型製造拠点
全館LED照明と324.36kWのソーラーパネルでCO₂排出量を削減。AI設備により製造ロスを抑え、成田空港隣接という立地で輸送距離を短縮し、フードロス削減にも貢献します。

実績（第三者評価と商業実績）

国際的な受賞歴

Cacao of Excellence Award 受賞
Great Taste Award ⭐⭐ 獲得（バニラカードクリーム）

プロフェッショナルからの高評価

パティシエ・ショコラティエから「圧倒的に苦みが少なく、フルーティー」と絶賛
展示会でテレビ番組にも取り上げられる実績

認証

カカオ豆は Ecocert によるオーガニック認証を取得

商業実績

大手洋菓子ブランド、一流ホテル、高級レストランへの採用実績
「高品質を適正価格で安定供給」できる体制を証明
フランス修業帰りのパティシエが直面する「品質・価格の壁」を解決

マダガスカル産エッセンシャルオイル

インド洋に浮かぶマダガスカル島は、熱帯の豊かな自然と多様な植生に恵まれた「香りの宝庫」と呼ばれる場所です。特にイランイランは、マダガスカル東部・ノシベ島周辺が世界屈指の産地として知られています。火山性の土壌と温暖湿潤な気候が、濃厚で甘美な花の香りを育み、世界の香料業界やアロマセラピー分野で高く評価されています。

このマダガスカル産イランイランは、1921年に誕生した伝説の香水「シャネル No.5」のオリジナル調合に用いられてきました。マリリン・モンローが「寝るときに身にまとうのはシャネルNo.5だけ」と語ったエピソードはあまりにも有名ですが、その香りを支えていた主な香りが、まさにマダガスカルのイランイランなのです。

当社が取り扱うのは、この地域で伝統的に栽培・収穫されるイランイランの花を、夜明けとともに一輪ずつ丁寧に摘み取ったもの。花は繊細で、香りのピークを逃さず収穫することが、品質の決め手です。マダガスカルでは昔から、イランイランオイルを肌や髪につけて香りを楽しんだり、リラクゼーションやスキンケアに用いたりする伝統があります。その文化的背景も、この花が持つ力強さと親しみやすさを物語っています。さらに、当社のイランイランオイルはオーガニック認証取得済み。農薬や化学肥料に頼らず、自然本来の力を最大限に生かして栽培されたことが保証されています。安心・安全とともに、持続可能な農業への取り組みを支える選択肢です。

蒸留には銅製の蒸留器を用い、長時間かけて低温でゆっくりと水蒸気蒸留を行います。この工程により、フレッシュでありながらも奥行きのある甘美な香気成分が損なわれずに抽出されます。イランイランは蒸留の時間ごとに「エクストラ(*スーペリオルとも言われる）」「1st」「2nd」「3rd」とグレードが分かれますが、当社は特に最初に採れる「エクストラ」「1st」にこだわり、香水や高級アロマにふさわしい華やかで繊細な香りをお届けします。

マダガスカル産イランイランオイルの魅力は、その香りのバランスにあります。濃厚なフローラルの中に、ジャスミンやバナナを思わせる甘さ、そしてわずかにスパイシーなニュアンスが共存。心を解きほぐし、深いリラクゼーションへ導くとともに、香水や石鹸、スキンケア製品の香料としても世界的に重宝されています。

取扱いエッセンシャルオイル：

イランイラン、ラヴィントサラ、ゼラニウム、ジンジャー、ユーカリレモン、ニアウリ、ブラックペッパー、ピンクペッパー

マダガスカル産グラファイト（黒鉛）

レアメタル

マダガスカルは、世界有数の鱗片状グラファイト資源を誇る地域です。当社は自社ネットワークを通じて現地鉱区と直接連携し、大粒径・高純度を特長とするグラファイトを安定的に供給しています。これにより、国際市場において不安定要因となりやすい中間流通を排し、品質・数量・価格の三要素を長期的に確保することが可能です。

供給するグラファイトは、EV電池の負極材をはじめ、熱拡散シートや導電フィラー、潤滑材、耐火材など多岐にわたる先端産業に活用されています。粒度や固定炭素（FC）含有量、灰分、水分などの仕様は、用途ごとに最適化した加工が可能であり、ロットごとに試験成績書（COA）を付与することでトレーサビリティを徹底しています。

私たちは、責任ある調達と持続可能性を重視し、現地コミュニティと共に、次世代産業を支える信頼できるサプライチェーンを構築しています。